トイレのリフォーム
トイレは小さな応接間
毎日使うトイレは家族の健康にとても大切な場所であり、また近年では「トイレは小さな応接間」とも言われるようになり、お客様用に小さな洗面スペースをつけたり、飾り棚を付けたりと、それらを考えるのもリフォームの時の楽しみの一つです。
狭くなりがちなトイレですが、将来の身体機能の低下や万一の介助に備え、余裕のある広さを設けておくことで、永く使い続けられるトイレになります。たとえば、手すりや手洗いカウンターの設置スペース、介助スペースの検討が必要です。
トイレ計画の考え方として、2つの機能の異なるトイレを分散設置、寝室隣接型のプライベートトイレの設置、洗面化粧室との連結なども考えられます。
衛生器具の特徴
衛生器具の主な特徴について説明します。
- 洋風腰掛シャワートイレ
- 腰の負担が軽くおしり洗浄で清潔。
- 便器自動洗浄器付なら立ち上がると手をふれなくても流れる。
- 暖房付便座で座った時おしりが温かい。
- 脱臭機能付きなら嫌な臭いも部屋に広がりません。
- 小便器
- 小便器を付けると腰掛便器にくらべ、床・壁が汚れにくく掃除が簡単。
- 洗浄水量が少量なので水道+下水料金が経済的。
- 手洗い器
- 手洗い付収納棚を取付けると掃除用具が入るので部屋がスッキリ。
- 手洗い器の上部に鏡付埋込収納棚を取付けると、ペーパーやタオルが収納でき便利。
- 手すり
- 木製棚手すり。カウンター手すり。丸棒手すり等有ります。
- 指先の握る力の弱い方には棚手すりが良いでしょう。